時間を置いてから時々楽しむ葉巻の良さ

葉巻イメージ

私事ですが、離婚をしました。それまで住んでいたマンションから引っ越して別の土地、別のマンションへと引っ越してきています。
色々とあって家具や家電などを捨てて、新たに買いそろえて、やっと一段落といったところです。

離婚を機に紙巻きのたばこを辞めました。
もともと元奥さんの勧めというかなんというかで始めたという経緯もあり、きれいさっぱりと辞めています。葉巻は前のマンションのバルコニーで定期的に喫んでいましたが、引っ越しのどたばたで2ヶ月ほど全く喫んでいませんでした。

先週からようやく再開しています。久々に喫んでみて感じるのは「とてつもなく葉巻は美味しい」という感触です。喫みはじめた当初も毎日なんてとても喫むことは出来ませんでしたから、ときどきでしたが、たしかにその時の方が一本一本のテイストを味わえていたような気がします。

葉巻は、今の私のように、時たま喫むのが良いのでは無いかなぁと思い始めました。
仕事も副業も幸い忙しく、離婚したことで生じる心の機微にも少しずつ慣れていっています。その時々の一段落として、楽しみとして、葉巻があることが一つの支えにもなっています。

海外通販体験記:cigars-of-cuba(初:13/9/24注文~13/10/2着)

http://www.cigars-of-cuba.com/

Cigars of Cubaは、スイス・ジュネーブに1994年にオープンし、1997年からWeb上でのショップを運営しています。

キューバ産葉巻を主に取り扱い、その他のドミニカ、ニカラグアなどの葉巻は一部ブランドのみを取り扱っています。日本から葉巻を輸入しようという方にはメジャーな存在で、よく「COC」とか「c-o-c」とか略されてブログなどで見かけます。

Cigars of Cubaは、季節や記念などによってセールが行われるのも一つの特徴です。今回は、15周年記念ということで15%オフになっていたのを見付けて注文してみました。

久々にキューバ産だったのですが、安いキューバ産をデイリーシガーにして楽しみたいなと思って、安い葉巻を購入し、さらに思い出のモンテクリストNo.3の5本パックを注文してみました。

注文品と価格

葉巻名 本数 価格 円換算 一本あたり
QUINTERO NACIONALES 25 53.00米ドル 5,300円 212円
FLOR DE CANO PETIT CORONA 25 59.00米ドル 5,900円 236円
MONTECRISTO NO. 3 pack of 5 5 44.00米ドル 4,400円 880円
税金 5,600円
送料 無し
合計 156.0スイスドル+tax / 21,200円
(1本あたり 約385円)

※小数点以下切り捨てです。
※円換算は、1米ドル100円で換算しています。

到着時の状態

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送料と配送までの期間

送料は無料で、日本語での解説ページもある(→日本の皆様へ|Cigars of Cuba – HELP)ので利用しやすいです。

9月24日注文、9月26日発送、10月2日到着という形で、注文から8日で到着しました。追跡情報が無く、どの国にいるのかなどがわからなかったのはちょっと不安でした。

無事着きまして、税金をめでたく取られてしまいました。課税金額には達してない気がするのですが、50本超えてたので課せられたのかと思います。

キューバ産葉巻を安く購入したくなったら、ここをまた利用することもありそうです。

引っ越し~久々にパドロンを燻らせてみる

久々に火を付けたパドロンシガー

2月に引っ越して、新たな仕事を始めて、体調を崩したりしながら、なんとか仕事を何段階か進めて、落ち着かないながらもゴールデンウィークを迎えています。

仕事とは別に、自分個人のプロジェクトのための仕事にひつような作業が終わらず、もう煙を吸いながらゆったりやろうと開き直ったところです。

引っ越し後、あまり葉巻に火を付けることが無かったのですが、今日は、休みということもあって、パドロンに火を付けてみています。このペースで行くと、ヒュミドールの中の葉巻は、来年まで持ちそうです。

さてさて、パドロンを燻らせながら、ごきげんで仕事を進めていきたいと思います。

新年のはじめは、パドロンシガーから。

2012年喫み始めのシガーは、パドロン

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

本年の初シガーは、パドロン・ロンドレスにしました。(テイスティングノート・レビューは、こちら:Padron Londres Madulo (パドロン ロンドレス マデューロラッパー)

芳醇な香りを楽しむことができて、新しい年の喜びを感じます。

今年は、葉巻については、それなりの本数をストックしているので、特段変化という変化は無く、ストックの葉巻を楽しもうと思っていますが、私生活の面では、かなり大きい変化があります。

葉巻を燻らせながら、いろいろな事を考えたり、考えをまとめたり、新しいアイデアを練るのもまた至福の時です。

体調に気を付けつつ、葉巻を楽しみながら、今年を何とか乗り切っていきたいと思っています。

皆様も、体調に気を付けて。

macho clove(マッチョ・クローブ) – 丁子入りインドネシア産ハンドメイド格安シガリロ

Macho Gloveの箱と外観

紹介

macho clove(マッチョ・クローブ)は、インドネシア産のシガリロで、丁子(ちょうじ/Clove/クローブ)が含まれており独特の芳香とテイストが楽しめるシガリロです。
丁子は、インドネシア原産の植物で、特徴的な香りからゴキブリ除けとして利用されたり、丁子からとれた油が日本刀のさび止めにも利用されていたとのこと。
シガリロとして独特の香りを有し、しかもハンドメイド(手巻き)のこのシガリロは、12本390円という安価で楽しめるのがすばらしいです。

テイスティング

丁子の特徴的な香りに加えて、ちゃんとシガリロっぽい香りとテイストが味わえます。巻きは荒いですが、吸い込みも悪くなく値段以上の味わいだと思います。

インドネシアすごいなと思えるシガリロです。

総評

特徴的な香りを好きになれるかどうかで分かれるような気もしますが、デイリーシガリロとして素晴らしいコストパフォーマンスだと思います。評価は、「A」です。
シガリロについては、モンテクリストミニシガリロやモンテクリストクラブが最高だと思いますが、それ以外で選ぶなら本製品がコストパフォーマンスの点で強い訴求力を持つように思います。

葉巻のテイスティングレポート/レビューについては、あくまでも管理人の独断と偏見です。
葉巻は、同じブランド・同じブランドでも一本一本味は異なり、さらに保管状態や吸っている人の体調によっても味が異なります。
あくまで私的なレビューですので、その程度とご理解下さい。

Padron Londres Madulo (パドロン ロンドレス マデューロラッパー)

Padron Londres Maduloの外観

本日は、Padron Londres Madulo(パドロン ロンドレス マデューロラッパー)を灰にしてみたのでエントリー。
素晴らしい味わいで、至福の時でした。

紹介

Padron(パドロン)ロゴPadron(パドロン)は、たばこ葉の栽培から葉巻の製造までを一社で行うニカラグアの歴史あるブランドで、少量生産ながら完璧にコントロールされた高品質な葉巻を世に送り出しています。
その葉巻のほぼ全てがアメリカ市場で消費され、評価は最高。アメリカの最も有名な葉巻専門誌「Cigar Aficionado」での「今年、世界一の葉巻」に選ばれた事数回、それ以外にもトップに常にランクインしています。
少量生産のため、アメリカ市場でも入手性が悪く、日本市場への供給分が確保できなかったとのことですが、今月(2011年12月)からとうとう日本市場でも取り扱いが始まりました。
名実ともに最高のブランド、それがPadron(パドロン)です。

テイスティング

Padron Londres Maduloのリング部分外観2Padronブランドファーストタッチとして、ナチュラルラッパーが良かったが、マデューロラッパー。黒くて渋い。
見た目は荒々しい。ラッパーに補修の後が見られるのにちょっとがっかり。

葉が内部にとても贅沢に詰まっているのがわかる。しかし、弾力は柔らかく巻き職人の腕がうかがえる。

ラッパーの香りを嗅いでみると、土・木の臭いよりも馬のような臭いがする。ジタンカポラルなどのフランスの黒たばこのような香りだ。

Padron Londres Maduloの葉が詰まっている様子カットしてみると、葉が詰まっていて堅い印象。ギロチンカッターではなく、シザーカッターでカットする。保存状態は良く綺麗に出来た。私はギロチンよりもシザーの方が好きでメインはシザーだ。(そろそろパンチを試す予定だ。)

火を付けてみると、火付きが大変良く、また整える必要がほとんど無く綺麗に火が付いた。着火での苦労しない度合いはダビドフクラスに感じた。マジか。

はじめに吸い込んでみる。煙の量は十分。一口目の感想は、「なんだこの次元の違う味わいは」。

パンターミノンのようなスパイシーさの後に、きわめて複雑に、木、土、植物、馬油の香り、かすかに花の香りが漂う。
木、土の強さにニカラグアらしさを感じるが、これまでに味わってきたニカラグアシガーの強さだけでなく、味の複雑さ、上品さ、甘みと辛み、味のバランスの良さが合わさってきている。旨い。

これが、ニカラグア最高級葉巻Padronの通常ラインかと思うと、今までニカラグア葉巻に抱いていたイメージが覆される。より上のラインであるAnniversaryシリーズは、どれだけ旨いのだろうと今から楽しみになる。

なんだこれは。

もうデイリーシガーとしては最高だ。

少し感動が落ち着いて我に返ると、灰は白く綺麗だ。さすがにダビドフほどの完璧な白さには程遠いが、綺麗な灰である。マデューロラッパーに映える。

燃焼も安定していて言う事は無い。

中盤に入って変化した味わいは、よりマイルドになり、甘みが増す。相変わらず、強さと味のバランスが良い。
灰は4cmほどに達して、落ちそうに無いが落とす。綺麗にまっすぐ落ちる断面がまた良い。

終盤に入ると、さすがにテイストは強くなり、辛さが出てくる。
それでも、大きく味のバランスを崩さない。焦げた蜂蜜のような香りがかすかに続く。

最後までおいしく楽しむことが出来た。

総評

味わいに変化はあるが、その変化はある一定の範囲内にとどまりバランスを崩さない。
ニカラグアらしい土、木の香りと強さ。マイルドで荒々しさは見かけだけの繊細な味わい。

デイリーシガーとして文句の無い味わい。むしろデイリーシガーの領域から少し上にある葉巻。
キューバ産とは全然違うが、ニカラグア産葉巻における最高峰として、すばらしい味わいとバランスがある。
評価は、もちろん「A」。

今後も火を付けるのが楽しみになる葉巻だ。

葉巻のテイスティングレポート/レビューについては、あくまでも管理人の独断と偏見です。
葉巻は、同じブランド・同じブランドでも一本一本味は異なり、さらに保管状態や吸っている人の体調によっても味が異なります。
あくまで私的なレビューですので、その程度とご覧下さい。