「The Peace」(ザ・ピース)[20本入・1000円]を試してみた

ザ・ピースの外箱

JTから新しく発売されて話題の「The Peace」(ザ・ピース)を試してみました。
20本入り1000円と通常の紙巻きたばこに比べて高価ですが、ダビドフ・マグナムなどと同価格帯で、缶に外箱というパッケージなので、そういう点では若干お得とも言えます。

高級感があるパッケージと優雅な外観

The Peaceとダビドフクラシックを並べてみた様子パッケージの高級感は、まじめに突き詰めたんだろうなという印象を受けて、安っぽさはありません。外箱を包むセロファンもはがしやすくなっており、全体的に好印象でした。

The Peace外箱の中には、缶がある外箱を開けると、缶が現れます。上に開く缶で、缶を開けるとさらに密閉されているカバーをはがすことになります。
香りを逃さないためや、他の香りをうつさないため、また空けたときに広がる香りを楽しめるためでしょうか。

シガレットケースにもぴったり入るThe Peaceサイズはキングサイズで、ダビドフクラシックよりも少し長い感じです。シガレットケースにもぴったり入る感じです。見た目として特徴的なのはフィルター部分が長くて、指で持った印象が上品になるという感じでしょうか。

フルーティで上品な味わい

The Peaceのパッケージを空けた様子パッケージを解くと、缶ピースを明けたときのような紅茶のような香りは弱く、どちらかというとD-Specなピース・インフィニティのような香りのほうが強いです。
上品な香りという感じではありますが、「たばこ」という感じは抑えられているという感じです。

The Peaceの外観味わいの最初の吸い込みは、完全にフルーツの香りがします。一口のみですが、リンゴのようなフルーツの香りが広がります。その後は、ピースインフィニティの味にかなり近い味で、クセのないテイストです。ショートピースや金ピースのようなヴァージニア葉によるタバコらしい香りではなく、上品にまとめられた雑味の部分も削り取られたような味です。

ピースインフィニティほどうまみが削られては居ない印象ですが、私はもっと荒々しいタバコっぽいタバコが好きなため好みではありませんが、旨いと思います。

あらためてショートピースやダビドフクラシックの完成度を知ることが出来ました。と同時に、嗜好品化していいくタバコという商品にJTがどう向き合っていくのかが分かる製品だと思います。

ピースファンの方や、たばこが趣味の方は一度ぜひお試し下さい。